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小林よしのり
2014.2.2 04:17

アベノミクスでは経済は再生しない

アベノミクスで株価が上がったと騒いでいたが、
FRBが量的緩和を縮小したら、たちまち日本の
株価も下がり始めた。
第一次安倍政権では18000円だった株価が
まだそこまで到達しないまま、下がり始めている。

アメリカの景気が回復したのなら、FRBが
出口戦略を探るのは当然。
日銀の出口戦略は全然見えないままだ。

日本の株価は外国人の投資家が買い越していた
から上昇した。
日本人の投資家はむしろ売り越していたという。
アベノミクスで実体経済が良くなるとは、実は
日本人投資家は信じていないわけだ。
ここにきて外国人投資家も日本株を売り始めたから、
株価は下がっている。

アベノミクスの第4の矢はまだか?第5の矢はまだか?
第13の矢はまだか?第58の矢はまだか?・・・と
マスコミは延々と言い続けるのだろうか?

わしは超強力な第4の矢は「脱原発」による新産業の
創出だと思っているが、それは利権構造に飲みこまれた
安倍政権では出来ない。
小泉純一郎だったら出来るのだが。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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